酒蔵開き&雛人形 などなど・・・

あっという間に過ぎ去った二月、今日から(弥生)三月!

二月は気温の変化が、とても激しかった。
そんな不安定な気象条件の中、近場の造り酒屋で新酒の蔵開きが始まり
二週続けて、(二ヶ所の蔵開きに)行って来ました。
(最初の週は雪、酒蔵も低気温の為開放されず。翌週の二ヶ所目は穏やかな日和)


                  【一軒目の造り酒屋さんの蔵の外観】  

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           今年で、創業300年を迎えます。【創業1717年(享保2年)】



二ヶ所も行くなんて、「お酒が好きなんやね~」って、思われてるでしょ?(笑)
実は、アルコールは弱くて、殆ど飲めないのですぅ。(^^ゞ
では、なぜ?何度も(蔵開きに)行くの~?って、思われますよね?

目的は・・・
一軒目の造り酒屋さんには、甘酒用の酒粕を買いに。


          【新酒の試飲場】          こちらは、【甘酒の試飲と酒粕売場】
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       例年、解放される酒蔵、この日は気温が低い為、閉められてました。

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  茅葺屋根の軒下には、樽酒がずらり!         新酒を買い求めるお客さん♪




そして、翌週、蔵開きする造り酒屋さんへ行く目的は
古い(大正時代~)雛飾りと、多種類のツバキのお花を見せて頂きに。

そんな理由で、二週続けて酒蔵めぐりを、ココ数年やっています。(笑)


こちらは、二週目(2/19)に出掛けた造り酒屋さん
屋根の上に吊り下げられている大きな玉は、【杉玉(すぎだま)です。

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                       1790(寛政2)年創業
           明治の中期に建てられ、国の登録有形文化財に登録されてます。


《杉玉の由来》・・・日本酒の造り酒屋などの軒先に、緑の杉玉を吊されているのは
            新酒が出来たことを、お知らせする看板のようなものです。
            酒神様を祀る奈良の三輪神社のご神木である杉にちなんだ物で
            当初は、杉の葉を束ねただけだったそうです。




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酒蔵開きと同時開催される、地元祭りの一環である花嫁道中に、今年は初めて遭遇

一般から公募され、街道を和装行列が練り歩き、その行列の中心に人力車に乗った
花嫁さんとお婿さんが、祭りで賑ぎ合う道行く人たち、みんなから祝福♪

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 二人の幸せそうな笑顔が、とても印象的でした。(*^_^*)


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造り酒屋さんの御座敷には、約70種のツバキ
大正時代の雛人形や、昭和初期のお雛様などが飾られ、沢山の見物人で賑わいます。
雛人形は「関東雛」「京雛」があり、お内裏様とお雛様の位置がそれぞれ違います。



関東雛は・・・
昭和天皇ご即位の礼の際、右に男性が立つ西洋スタイルを取り入れたことから
雛壇を背にして右側(向かって左)に、お内裏様を飾るようになったという説があります。



                         《関東雛》
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                       昭和初期の雛人形



【京雛】【関東雛】を並べてみました。

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         【京雛】 ↑                      【関東雛】 ↑



関西では、古来よりの朝廷の儀式に習い
紫宸殿(ししんでん)を背にし、左が上位とする飾り方をしているから
雛壇を背にして、左側(向かって右)に、お内裏様を飾ります。


                         《京雛》
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                      大正初期の雛人形



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                   こちらは、昭和三十年代の雛飾り




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           お庭で育てられたツバキが、一輪挿しに差されて華やかです。
           ツバキの後ろには、吊るし雛(さげもん)が飾られていました。


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造り酒屋のある街道に、【出光佐三(いでみつ さぞう】の生家があります。
このお祭りに合わせて、生家の中を開放されていたので、ちょっと立ち寄ってみました。

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「海賊とよばれた男」の主人公のモデルは、出光興産創業者のこの出光佐三氏だそうです。

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   【生家の外観】 




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我が家の庭にも、少しずつ春が・・・・

                    【シダレウメ(枝垂梅)】(バラ科)
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                昨年、剪定をしたので、花付きが今ひとつ


【キルタンサス】(ヒガンバナ科)
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【ツルニチニチソウ(蔓日々草)】(キョウチクトウ科)
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南アフリカ原産で、花は筒型です。名前の由来は、ギリシャ語で「曲がった花」
蔓性で寒さにも強く、我が家では、ほぼ一年中咲いているような・・・。


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久しぶりに夕景を撮影


夕方、窓ガラス越しに外を見ると、西の空が赤く染まり
「わぁ~、すごい夕焼け~!」と、寒さを忘れて、いつの場所へ駆け足で。
夕景は、直ぐに変化するので気が焦ります。(笑)



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                    2月12日 17時57分 撮影
                   夕日が沈むところも見たかったなぁ。




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                   上の画像をズームインしてみました。
                   赤く染まった雲、迫力があります。





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手作りお菓子手作り作品


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蜜柑の最盛期は、オレンジピールを作って楽しんでいます♪ ラッピングして差し上げると、とても喜ばれます。





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   数年前に作製した作品。 今年の干支”酉”が入っていたので、UPしてみました。





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《ちょっと雑学》・・・弥生(陰暦で三月)とは

【弥生の語源&由来】.・・・ 弥生(いやおい)が変化したもののようで、 弥(いや)は、「いよいよ」「ますます」などの意味で、 生(お い)は、「生い茂る」と使われるように、いよいよ草木が芽吹く月、と言うことだそうです。

そして、似たようなもう一つの説は
草木がいよいよ生い茂る月 「木草弥や生ひ月(きくさいやおひづき)」が詰まって
「やよひ」となったという説もあるようです。

他に、こんな別名も・・・
花月(かげつ)、嘉月(かげ つ)、花見月 (はなみづき)、夢見月(ゆめみつき)
桜月(さくらづき)、暮春(ぼしゅん)等




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今回も、沢山の画像に最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。

また、前記事に沢山の気持ち玉を頂き、ありがとうございました。(感謝)

皆様のところへは、気持ち玉での訪問で失礼しております。
( 時間に余裕がある時は、コメントさせて頂きたいと思っております )

よろしくお願いします。

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